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  • リノベーションは、やりすぎてる位が丁度良い。

    ドルミールさんに学ぶリノベーションテクニック。リノベーションってどこまでやっていいんだろう!?そんな風に漠然とフローリング、白いクロス、木目のドアといったありきたりな住まいしか思い描けない人もおられると思います。いざ憧れのリノベーションに取り組もうとしてもついつい無難?一般的?万人向け?といったスタイルになってしまう。形があるものを購入するのではなく、作っていくものだから当然、そういう心理が働くのもわかりますが思い切ってやりきるくらいが、実は丁度良いリノベかも。 今回は八坂の塔の真下あたりでお手伝いさせて頂いた金沢で行列のパフェの京都店ドルミールさんを参考に思い切ったリノベーションテクニックを紹介します。 まずは入口を入ったらラボをテーマにしたキッチンが横目に通過。床はモルタルで、黒い空間の中に明るく清潔な厨房。これは光の明暗を使ったリノベーションテクニックです。例えば、リビングとダイニングスペースの雰囲気を変えてみたり。廊下と寝室の空間のギャップを演出してみたり明るさだけでも、こういった魅せ方が出来るんです。ちなみに、調光といってライトの明るさを変える便利なものもあります。 木造なので天井は一部天井を落としたままの状態。建てた当時の木組は年月が経ってとっても雰囲気があります。階段までモルタルで塗り込んでます。スチールの手すりとの相性も抜群です。これはお店だからいいじゃないって思われるかもしれないけどお店にはたくさんの人が来るけれど住まいにはそこまでたくさんの人は来ないですよね。だからこそ、自分好み!自分が好き!といった住まいづくりをしてほしい。そんな時にお店のような空間に住みたいという人もおられると思います。 天井から吊るしたブリザードフラワーなんか最高に素敵です。壁は真っ暗で、床は古材風のフローリング、そしてフラワーの先には大きな窓。こういう空間が好きな人なら、こういう空間に住みたくないですか。本当にすごいスピードでライフスタイルの多様化が進んでいます。昔は当たり前だったが、今では通用しないことだらけ。だって、みんな勉強するのにスタバとか行ってるし。町のカフェもどんどんどんどん昔より洗練されたデザインになってるから家で勉強してる人の方がもしかしたら少ないのかも。ここまで、やっても、これらの写真を住まいだと思って見てみるとどうでしょ、そんなに違和感のないところまで感覚も変わってるはず。是非、リノベーションにこれから挑戦される人はやりすぎ位を狙ってみてください。 とはいえ、京都って町はなかなか難しくてさすがに外観まで、やりすぎリノベーションはNG。街の条例でこういう和の雰囲気を保つように指導する場所もあるのでそのあたりは、しっかり確認しながら進めましょう。とはいえ、この和の建物との室内のギャップも素敵だしこれもひとつのリノベーションテクニックですね。何より、プランニングは楽しみながらやってほしい。リノベーションをご計画中の方はお気軽にお問い合わせお待ちしております。

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