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何故僕たちがリノベに向いているか。

いろいろな種類の工事がありますが

リノベーションって一言で言うとかなりめんどくさい。

でも、このめんどくさい仕事こそが

僕たちが大好きで得意としているものなんです。

例えば、先日オープンした西院の鮨と串てんのお店。

はじめに、こんな感じで床に壁の位置を描きます。

これは墨出しといって、壁の位置を確認し合う工程で

後3センチだけ厨房を広くしたいとか。笑

結構細かいセンチ単位の位置をお客さんと相談します。

 

これが、新築なら図面通り作っちゃいますし

リノベーションや店舗工事でも図面上で終わらせちゃう

会社さんも多いのですが、うちはこだわります。

というのも、この3センチがとても大切だから。

 

たった3センチで使い勝手や、使い心地が全然違います。

それも、使う人によって間隔が違うから大変。

ほんとに決まっていたらどんなに楽かって思います。

 

こうしてじっくりと相談して決めた壁の位置に

実際に壁を作っていきます。

今回は厨房を作っているのでブロックですが

中には木だったり、軽天といった薄い鉄なんかも使います。

 

壁の周りにはガス管や電気を通す配管がありますが

実はこの段階でコンセントやガスコックの位置も決まっています。

もちろん、この位置も細かく打ち合わせしてます。

 

ここには電子レンジを置きたいという

実際に使われるシーンを想像しながらコンセントの位置を決めます。

中には電子レンジのように電気容量がたくさん必要なものもあるので

ブレーカーから一本で電気を運ぶ専用コンセントにするなど

ここでも細かな決定をしていきます。

なかなかめんどくさいけど、めちゃくちゃ重要な仕事です。

 

そうして、ブロックの壁が立ち上がります。

壁の向こう側がカウンターになるのですが

ブロックの上の木の造作は一体何か、、、

これは、料理を提供しやすいように工夫したものです。

どのような食事をどのように提供するかを聞いて

それをカタチにするということを繰り返します。

 

表のブロックは表情豊かにデザインしました。

デザインコンクリートブロックという商品も

担当デザイナーがいつか使いたいなーと思って

ストックしていたであろうネタです。

 

これも適当に並べているわけじゃなくて

こんな資料を作って入念に打ち合わせして作ってます。

お客さんとバランスを相談して

職人さんに間違いのないように伝える。

とても面倒くさいけど、これがポイントです。

 

こうしてお店が出来上がります。

普通の住宅なら壁立てて、クロス貼って

既製品のドア吊ってと、、、

まあ大体いつも同じような工事をするので

打ち合わせの本数も極めて少なくいけちゃいます。

 

だけど、こうしてこだわりをカタチにする

住宅リノベーションをやるなら

店舗くらい細かな打ち合わせが必要というわけなんです。

 

ここまでの細かなリノベーションは

なかなか一般住宅を普段やられているところでは無理ですし

この上に、さらにトレンドなデザインだったり

センス、感性を加えて提案しながら工事を進めます。

 

だから、普段から自信を持って店舗をやってる

僕たちだからこそ、リノベーションに向いてると思っています。

もし、他にも工事のことや進め方に興味があれば

ご来社いただき、お話させて頂くこともできますので

どうぞ、ご遠慮なくお問い合わせいただければ幸いです。

 

今日は何故、僕たちがリノベーションに向いているか

というお話しをさせていただきました。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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