物件探しはアンティークなお宝さがしに似ている。

最近は案内だったり特選物件の撮影だったりと

いろいろなレジデンス物件に行くことが増えたのですが

店舗デザイナーとして、たまらない材料が多くて

本当にお宝さがしに来ている錯覚に陥ります。

 

この照明器具も良い味を出してますが、これは古いものではなさそう。

それよりも、自然に割れてきている土壁がかっこいい。

きれいな壁も良いのですが、こういう使ってきた感は雰囲気でますよね。

飲食店の設計なんかでは、わざとこんな風にしてくださいって

そんなリクエストもたくさん頂くんです。

 

どこにでもありそうな手すりだけど、どこにでもないんですよね。

右の見えているフローリングも、もはや抜群の味ですよね。

 

このスイッチなんてかっこよすぎませんか。

また柱に剥き出しの配線もぐぐっときてしまいます。

こういうのって昔は普通だったことだけど

こんなにもかっこよく見えてしまうんでしょうね。

 

がいし引きの照明配線は絶対に残したいですよね。

木で組まれた柱なんかも、製材された木材とは全く違う印象。

今どきの木造住宅は既製品を組み合わせたものだけど

こうして、昔のものを利用するのもポイントです。

 

お店のデザインなんかだったら、以前のお店の看板を

そのまま残しているような斬新なアイデアもあります。

とにかく自由に楽しみながら住まいを形作る。

リノベーションの醍醐味ですし、物件探しの楽しみにしてください。

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