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ARCHIVE 2022年10月
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町家リノベーションプロジェクト、塗装・クロス編。 室内のイメージを左右する工事となるので、「なんか思っていたのと違うな」が一番後悔するポイントなのでしっかりイメージをご家族で共有しておきましょう! 「こんなデザイン好きだな」や「この色がイメージにぴったりだ」など参考イメージをなんとなくのイメージをスクラップしておくのもいいかもしれませんね!そして壁や床は必ず傷つきます!その傷も家の歴史、家の味となり、愛着が湧く家にしていきましょう! 次回はタイル編をお届けします!
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町家リノベーションプロジェクト、断熱編。 京都は盆地地形のため冬は芯まで冷え、夏は息の詰まるような蒸し暑さが特徴です。 そんな京都の気候に合うように京町家の特徴は自然換気ができるよう、隙間を作ったり「ドマ」や「ナカニワ」を作ることで風の流れをコントロールできるような独自の建築方法が発展してきました。 しかし、最近の異常気象では自然換気だけでは間に合いません。 そこでエアコンや断熱材が必須になってきます。 屋根や壁、床に仕込む断熱材の厚みやエアコンの能力に住みやすさが全く違います。また厚みによっても値段が違うので費用を調整するポイントでもあります。 完成すると後からの追加工事ができない箇所になるのでしっかり把握しましょう! 次回は塗装・クロス編をお届けします!
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町家リノベーションプロジェクト、設備仕込み編。 帰宅してすぐ手を洗えるように玄関や玄関土間に手洗いスペースが増えていますよね。設備が絡む配管は先に決めておかないと後から「やっぱりこっちにお風呂を変更したい!」となるといらないコストが掛かってしまいます。必ず「お風呂」、「トイレ」、「キッチン」のレイアウトは先にイメージしておきましょう。 また手洗い器などは「壁排水」「床排水」の仕様があって配管をスッキリ見せることもできます。 ⬇壁排水 ⬇床排水 次回は断熱編をお届けします!
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町家リノベーションプロジェクト、躯体補強編。 前回ご紹介した、この鉛筆みたいな柱。(★解体編★)シロアリのせいです。新しい柱に変えてあげましょう。 梁も新しく変えてあげました。 ここに住む人が安心して住めるような補強をして建物にしていきます。 中古物件では躯体が脆い場合がよくありますがこのように補強をしてあげることで「家」として息を吹き返します。 次回は設備仕込み編をお届けします!
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町家リノベーションプロジェクト、解体編。 職人さんの手によって、何十年もこの建物を支えてきた構造が顕になります。 柱の根本は細く、鉛筆の先のようになっていたり、、、長い間、ずっと頑張ってくれていた柱です。 古い建物を、こうして補強してさらに長く使い続けるってとても素敵ですね。 綺麗にするだけでなく、安心して暮らしていけるように建物を強くするのもリノベーションの要素のひとつです。 次回は躯体補強編をお届けします!
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町家リノベーションのプロジェクトが始まりました。こちらは完成予想図。内装はもちろん外壁も改装する、大規模なリノベーションです。町家ならではのかっこよさは活かしつつ、新しい姿に生まれ変わります。 BEFOREはこんな感じ。 こだわりのつまった、素敵な住居になる予感。。完成が楽しみです。 次回の更新では、解体の様子をお見せします!